2014年12月18日木曜日

EF 28-90mm F4-5.6 III

画質比較はEF 35-105mm F3.5-4.5で。

キヤノンカメラミュージアム | レンズ館 - EFレンズ
http://web.canon.jp/Camera-muse/lens/ef/data/standard_zoom/ef_28~90_4~56iii.html

EF28-90mm F4-5.6 III 機種仕様
http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/eosd/65702-1.html

■総評
EOS Kiss Digital~KDXユーザーのキットレンズからの
買い替えに最適。
個人的にはキングオブお散歩&旅行向き安価レンズ。
いろいろ買った中で一番好きな一本。


【なにかに似ている】
EOS Kissシリーズがデジタルへバトンタッチする時期の
フィルムカメラ用キットレンズ。
初代は2000年に登場の3代目。USM搭載。
EOS Kiss Digital~KDXのキットレンズに採用された
EF-S 18-55mm USM IIと外観・大きさがよく似ている。
プラマウントまで一緒。フードも一緒。
つくりだす画や色も似た傾向で、色はかなり落ち着いていて
全体的にシャープ。
まだ少し高い夕日下でも問題なく撮れてしまうあたり
すでに基本設計はデジタル用途を見越していることがわかる。

一方中古でも1万越えは当たり前のEF-S17-85mm F4-5.6 IS USMとは
あまり似ていない外観。
お値段も1/2~1/3と日のあたらない子。

ちなみにこのレンズもたぶんにもれず前玉が回転するため
花形フードの装着ができない。
そのためキヤノン純正には「EW-60C II」なる花形フードの設定はない。
しかし互換を謳う社外品はきっちり花形をラインナップ。
たぶんEW-63Cをお手本にしているのだろう。
 

形状を見ると四隅が浅め。
というかむしろ純正品より切り込んだように見える。
そもそも四隅に切れ込みが入る花形は、フードをより深い設計にして
さらに浅い角度から差す光の害を防ぎつつ、その際に発生しうる
ケラレを防止するために有る。

ひらたく言えば、理論的にはこのもっとも浅い部分はキヤノン純正
EW-60Cの枠の大きさ相当はあって当然なのに、それより枠が細い。
イコール、斜めから差す光に対して純正よりも弱い。
また、たてよこは大して深くも無いので、そこから差す光に対しても
純正形状した本当の意味での「互換」製品と大してかわらない。

要するに、花形のくせに円形より性能が低いという意味の分からん
製品でしかない。
まあ、フードが回転する時点でそんなの全部すっとばす話なんだけど。
で、おすすめはというとこいつ。

そうです、EFないしEF-S望遠レンズ用のフードでございます。
同じ58mm径でぴったりはまる互換形状なのだけどそれだけじゃなく
広角端でもまったくもってケラレがないという素晴らしさ。
(APS-C装着時。お高いフルサイズでの話は知らない)

一見レンズと同じくらいの大きさでかなり深い。逆に
「じゃーEW-60Cってなんなのよ、詐欺か」
と思えるくらい。
言い方を変えるなら

EW-60Cには、フードとしての効果はほぼない

とむーさんは断言します。
見た目不格好かもしれないけど、むーさんはET-60を推奨します。
むしろAPS-CでまんまEW-60Cつけてるほうがむーさんはガラスの仮面的に
「プークスクス」と心の中で笑ってやります。

ちなみに屋内でフードを逆さにして使ってない人多いけど、
居酒屋のつるされた裸電球などは特に影響がおおきい、
見切れる位置に光源が入る屋内こそフレアやゴーストに
気を使ってもいいと思う。あと手持ち花火とか。
もちろん一般家庭のアクリルカバーで覆われたシーリングライト
なんてのは視界に入らないからどうでもいいけど、ホテルの
ロビーなど、シャンデリアやらなんやら、反射する水面やら
あちこちに光源があるような場合、強い光源がウロウロする
結婚披露宴などはぜひ一考を。


「いや、ちょっとでかすぎだよ」という方はこちら。
 

コンパクトかつメタルなフード。ただしお値段は倍以上。
見た目は引き締まった感じでナイス。
フードつけっぱなしにしておけばキャップかぶせずそのまま
カメラバッグから出したりしまえたりもできて便利。
もちろんケラレない。

こいつは使いでがあって、58mm径望遠レンズにも同じようにつけっぱが可能。
で、これに62mm用のねじこみメタルフードをあわせるとこれまたW端でも
ケラレなしのレンズフード二弾重ねが可能。
とにかくキャップの脱着が煩わしい人にはぴったり。

 

装着されているほうがケンコーの58mm

Andoer62mmフードを追加したの図



【操作性・機能性】
200gしないので非常に軽い。
また、18-55USMと数ミリしか長さも違わないので
下手したら近くで見てもキットレンズまんま
付けてるようにしか見えない。
まあ、同じようなものをつけてるだけという点で言えば
ぜんぜん間違っちゃいないのだけど。
しかしそこにあるのは90mmまでいけるプチ飛び道具。


【画質・発色】
お手持ちのキットレンズまんま受け継いでると考えてOK。
開放でもそこそこシャープなので朝夕も引っ張れる。
近い焦点距離のフィルム用レンズは総じて昭和の時代に
設計されたものが多いけど、これは21世紀に現役の技術で
できているので越えられない壁がある。
個人的には80年代後半のものをオールドレンズと呼ぶのは
まだまだじゃねと思ったりもするのだけど。


【明るさ】
ファインダーを覗いた時点で暗さを感じる。
さすがにW端F4はちょっと残念。ただ悲観するほどでもない。
テレ端は35-105mm F3.5-4.5から1段絞った値であるも
シャープな画が欲しい場合35-105では1段絞って使う点で言えば
実質的な差は気になるほどでもない。


【ズーム】
W端28mm、35mm換算で45mm。
最短撮影距離も18-55とさほど変わらずおよそ40cm。
このW端焦点距離と撮影距離はあまりに絶妙で
屋内での撮影にギリで問題ないレベル。
これより長いと一歩引いて撮るなど手間や工夫が
かかるけど、いい感じで踏みとどまっている。
また、30cmものさしからさらにこぶし1個分引くだけで
接写可能なのでキットレンズを扱う気分ままでいられる。

ですので、これ1本あれば観光地も宿泊先の料理も
なにもかも撮れてしまうという代物。
(個人的にゴハン撮るの好みじゃないけど、世の中では
当たり前らしいし各々の勝手なので文句は言わない)

とにかく。
集合写真でも撮らない限り、1万円出してEF-S 17-85mm
F4-5.6 IS USMを買うことはないと個人的には思う。
お金持ちはそっち買えばいいし、コスパ至上主義の
中古好きはこっち買うとハッピーになれると思う。
ただ中古の玉数があまり多くないのが難点か。


【AF速度】
USM搭載、という時点でもう何も言うことはない。
1点付け加えるなら、個体差かもしれないけどAFは
中央1点・ワンショットを推奨。
全体から自動で探すとけっこう迷うイメージ。
明るい屋外なら大丈夫かもしれないけど、屋内では
おやおやと思う場面がしばしば。

2014年12月17日水曜日

EF 35-105mm F3.5-4.5

キヤノンカメラミュージアム | レンズ館 - EFレンズ
http://web.canon.jp/Camera-muse/lens/ef/data/standard_zoom/ef_35~105_35~45.html

■総評
見たまんまの色を出すので曇りの日の散歩用に向いてる。
最短撮影距離も1m近い上、近距離のAFは遅いので屋外向き。
手振れ補正もないので手振れ補正至上主義にはまず向かない。


【操作性・機能性】
近い焦点距離のEF 28-90mm F4-5.6 IIIと比較して倍重い。
軽いレンズに慣れてると重さは否めない。
とにかく軽く、という趣向でなければまあOK。
重いけど。


【解像感】
1000円で購入した、中玉に気泡たっぷりのジャンクだった
せいもあってかコントラストは甘めの印象。
しかしコントラストは甘いが実は案外シャープ。
DPPでシャープ0だとかなり甘々。
しかし設定値を上げるにつれ素直にシャープになる。
このあたりデジタル世代のレンズでは3を越えたあたりから
ジャギジャギになって見れたもんじゃなくなる場合もあるけども
このレンズではこれ1本でソフトな画からシャープな画まで
ひととおりそつなくまかなえるあたり美味しい。
が、人であれ風景であれ、いちいち最適なシャープ値を
目で見て一枚一枚手動でいじらないと全部が全部何が主題なのか
まったくわからんピンボケ一歩手前の画でしかなくなるのが難点。
いっそJPEGで撮るほうが楽かも。
おおむね無難な設定は5~7。
JPEGで保存する分にはたぶん普通に見れるレベルかも。

DPPでシャープネスをいじる場合、木々の葉っぱの様な複雑なものは
ジャギこそ出ないも上げすぎるとかえって不自然に。
一方、人物や建物など単純な被写体は10まであげてもしっくり
くることも。

ちなみにこのレンズだとRAWをPicasaで見るとけっこうまっちろけ&
時にWBがバカになるので面倒でもDPPで現像したほうがいい画になる。
…とまあ、いろいろクセあってどうも気軽に使えないがハマると
おもしろい一枚が撮れるかも。


EOS KDN ISO200 105mm(171mm) F13 1/250
DPP:スタンダード(シャープ7)

【明るさ】
EF 28-90mm F4-5.6 IIIと比較して、テレ端では見違えるほど変わる
という印象はない。全体的にほんのり明るい程度。
逆光には弱い。強い光はどこから差そうが邪魔でしかない。
フードはかなり無力。実際は効いてるかもしれんが正直あってよかったと
実感するような1枚を撮れたためしは今のところ無い。
なので曇りの日~晴れた午後の順光推奨。
ただしF5.6と4.5の合焦範囲の違いは見た目でわかるほどで、
ボケが大胆に出せるのでなかなかポートレート向き。
ある程度使いこなせてないうちは風景には使いづらい印象。

普段は何も考えずSS1/160にセットしておいて、手ブレを
気にせずパカパカ撮る感じだと割としっくりくる。
結果絞れてれば御の字くらいの期待度。
たいていの動作による被写体ブレがなくなるあたりなので、
人を撮るにはちょうどいいライン。
日が高いうちは絞りもかねて安牌目に1/200でもいいかもしれない。

屋内蛍光灯下ではワイド端F3.5、SS1/80くらいならフラッシュなしでも
撮影可能。ただしISO1600は要る。
動かない被写体ならもう少しSS攻めてもいいかなとは思うけど、
子供やペットはこのあたりが限界。
KDNではAFも迷うのでAFがおりこうさんで高ISOでもノイズが出にくい
モデルだと案外難なく使えるかも。
EOS KissだとDIGIC4世代以降のX3あたりからは問題ないはず。


【ズーム】
EF 28-90mm F4-5.6と比較して、同じ焦点距離でも実際は
5%~10%はこちらがより長め。

W端の35mm、35mm換算で55mmは絶妙でファインダーを覗いた時点で
見たまんまの画角になっていて、無駄なズーミングが不要。
まだ手にして無いも、主流の単焦点レンズが50mmなのは頷ける。
50mmレンズをAPS-Cで80mm相当で使うのは個人的にはヘンだと
思ってたが、これをもって改めて確信した。
なので今後も手にすることはないだろう。

巷ではW端28mmが人気で35-105mmや35-135mmはあまり高い値が
ついて無いけど個人的には無駄が無くて全然おいしいゾーンと思う。
ただし当然ながら、屋外であっても木々生い茂る遊歩道など
目の前にいろいろある景色はやはりフレームに収まりきれないので、
「便利」をお望みなら素直にW端28mmをお買い求めになったほうがいい。

(価格差を考えたらサブにコンデジひとつもっていきゃいいだけだと
個人的には思うのだけど)


【発色】
EF 28-90mmやEF-S 18-55mm F3.5-5.6 USMと比較すると、かなり
見たまんまの色で出る傾向。
甘いコントラスト・甘いエッジも相まって人肌を撮るにはもってこい。
オリンパスほどでは全然無いが、比較的新しいレンズはわずかに
青めに出るも、こちらは比較的暖色寄り。昭和のかほり。
新しいほうは逆光に強いので、コーティングかなにかの違いの
せいなんだろう。知らんけど。


【AF速度】
USM非搭載であるも、距離表示窓から見ると
7M~∞が円周約1cmであるため、レンズ直径からすると
屋外実用域で前玉の回転する角度は20°程度。
時計で言うと12時と1時の間よりも回転する角度は小さい。
なので割と素早い印象。
普通に撮っててスコンと∞端にあたる事もしばしば。
屋外で使用する分にはよほど目の前からいきなり遠くへ
フォーカスを移動しない限りAFはサクサク。
作動音も「チッ、ジッ」程度なので、「ジーコ」と
うるさい感じはしない。

前玉をフルで引っ込めた状態で∞なので、屋外では
スイッチオンでそのまま素早く利用できるはず。

でもって距離表示窓。
・マクロ域~1.2m ※
・1.2~1.5m
・1.5~2m
・2~3m
・3~7m
でそれぞれ円周約1cm(※部は約2cm)程度ずつあるので、
屋内であわただしく撮るとかなりジーコジーコ。黒電話か。
単純な話7m未満ではフォーカスが動く距離がそれ以上より
6倍ないしそれ以上になるのでそりゃあ遅い。
なのである程度腰すえて「どこからなにを撮るか」決めてかかる
必要がある。

ただ、手振れ補正がついていないので室内であわただしく
撮るなどと言う使い方はそもそも向かないのだが。
屋外であっても子供と一緒にお散歩、目の前の子供を
後ろ向きに歩きつつパシャパシャという撮り方もアウト。
その点で言えば万能お散歩ズームとしてはUSM搭載で
最短撮影距離の短いほうにだいぶ分がある。

なにより今日びの望遠ズーム並に長いので持ち運びには
正直かさばってしょうがないから本腰すえて人を撮るとき以外
あまり使用機会はないのが実状。
人をとるには本当もってこいなんだけど。

話戻って、「万能」「便利」を期待してよりW側の焦点距離が短い
28-105とか28-135(ともにUSMなし)に手を出そうもんならかなり
期待はずれな結果となることでしょう。
万能を求めるならUSMつき、そうでないならUSMなしでも
大丈夫と考えるとジャンクあさりもやりやすい。

EOS KDN ISO800 171mm(35mm) SS1/160 F4.5
DPP:スタンダード(シャープ0)


■比較
どちらもWBオート&シャープ設定0。
植物がいきいきしているさまをさす「青々としている」という
日本語は、ブルーではなくグリーンを指していることを
ふとあらためて認識。
ちなみに風が強くブレ気味。

EF 35-105mm F3.5-4.5 105mm F5.6 1/160


EF 28-90mm F4-5.6 III 90mm F5.6 1/160

2014年11月14日金曜日

いろんなデジカメ画質比較

「携帯で十分」と言われて久しいカメラ。
手持ちのものでいろいろ比較してみる。

モデルは朝から庭でおくつろぎ中のネコくん(ノラ)。
日の出から余りたってないのでまだ少し暗い状況。
コンデジの撮影はフルオート。
ミラーレスは絞り優先(ISOオート)。
一眼も絞り優先、ただしKDNにISO自動設定がないので手動指定。

以上をAV230にあわせるため3倍ズームくらいで撮影したのを
Picasaでトリミングの上R13で1200x900にLanczos4で縮小、bmp化⇒
pictcutterで品質90でJPEG出力。

・富士フイルム FinePix AV230(2010年CCD)
弟が持ってた軽くてスカスカのコンデジ。
兄の強権を発動して召し上げた一台。
かわりに買って間もないオリンパスのSZ-16を押し付けてやった。
意にそぐわずカメラを取られた弟はきっと涙を流したに違いない。

元のモデルはAV200で、そのマイナーチェンジ版と思われるも
いかんせん情報がなさ過ぎて不明。多分2010年頃の爆安モデル。
ワイド側で32mmというある種驚異的なスペックを誇る。


まずネコくん逃げた(一番最後に撮った)。
それはともかく色がまったく出ていない。
この、テキメンに色をぶっとばしてくれる電子式手ぶれ補正が
OFFになるであろう、晴れた日の屋外では比較的まとも。
が、それ以外はかなり絶望的なのでおすすめしない。
日差し差し込む明るい午後の屋内でさえ、フラッシュなしで
使うという発想は絶対にやめたほうがいい。

ただしこいつはよい点もあり、ISO1600でのザラつき方が
いい感じに出て白黒で撮るとおもしろい画になる。
また、適度に寄ったW端32mmがスナップにこれまたよい。
すでに半ば壊れたので中古で1000円くらいならぜひ欲しいが、
中古でほぼまったく出回らない不思議なモデル。
たぶん中古に売りに出される前にみんな壊れてるのだろう。

・パナソニック LUMIX DMC-FX90(2011年CCD)
ハイスピードCCDを搭載。
コンデジの主流がCMOSに移行する前夜の2011年モデル。
この時点で熟成しきってるというか、頭打ち感あふれる中での
最後っ屁。

ISO400 1/13s

オリンパスに比べて状況判断がおりこうで、手振れ補正も
考慮しているのか手持ちISO400で撮影できた。
手動でISO800指定してもさほど画質に差が無かった。
同じLUMIXシリーズでの従来型CCDモデル(DMC-TZ3)では
ISOを上げるとノイジーになるか、あるいは暗部のノイズを
隠すためかどぎついコントラストになり発色がバカに
なっていたが、そういうなりが収まっている。

総合的には従来に比べて2段程度は余裕ある画がつくれるように
なったように見える。

ちなみに一部LUMIXシリーズに搭載されている「超解像」機能。
ズームではなく等倍で使用する代物であるが、これは恐らく
上記の電子式手振れ補正に考えが近く、複数枚の画をもとに
境界をくっきりさせる仕組みと推測するが、フジと同様
色が死んでしまうのでONにすることはおすすめしない。

上の画を見る限りでは露出オーバー目もいいとこ。
もう少し暗くていいからSS上げてくれなかったものかな。

・オリンパス SH-50(2013年裏面照射CMOS)
3軸手振れ補正&TruepicVI搭載。
2014年モデルのSH-60も基本設計は同一なので2014年時点の
1万円台コンデジ性能と見てOK。
前述の兄弟機SZ-16と基本性能は大差なく、使用感としても
静止画撮影で言えばマニュアルモードの有無程度しかその差を
認識していない。
SZ-16の「高速CMOS」とSH-50の「裏面照射CMOS」に明確な
差はまったくと言っていいほど、ない。

ISO1000 1/60s

ノイズを隠す処理は強力でISOを上げても大きな破綻はない。
しかしそのせいで油絵のような画になってしまう。
少しでも拡大しようものなら、ガラケーのカメラ機能にあった
”油絵風エフェクト”をかけた後のような絵面がコンニチワ。
また、自動ISO調整はかなり安牌目に寄っており、ほっとくと
すぐISO4ケタで撮ってしまうのでメリット台無し。
ISOオート時のISO値上限を設定できれば最高なのに、ない。
そのくせデフォルトではEVけっこう明るめに寄せてたり。
甚だ残念。
個人的には青っぽく出る画づくりはちょっと合わない。
一方キヤノンはRAWほんのり赤めに出るも、そっちのほうがより好み。

そう、今気づいた。今頃気づいた。
俺オリンパスの画、好きじゃないわ。3台購入した後でなんだけど。


・オリンパス PEN Lite E-PL1(2010年 M4/3)
「カメラは写真を撮る道具ではなくただのアクセサリ」
というコンセプトで世の女子らに訴求し、結果ミラーレス
人気に火をつけたPENシリーズ初期モデル。
そのおかげで中古の玉数が多く安価に手に入る。
ありがたや女子消費と中古カメラ店とヤフオク。

でもってTruepicV搭載。
このおばかちんエンジンはやっぱりISO4ケタ番長なので
画質を崩すのがとっても得意。
また、オートフォーカスがかなり頭悪く、FW1.1適用状態でも
あさっての方向にピントを合わせようとするため辟易。
基本中央一点AFが無難。

RAW⇒そのままJPG ISO1600 1/60s F5.6

もっとも。
せっかくのミラーレスなので、撮る側もちゃんといじって
撮影に臨んでるだろうから大きな弊害はないと思うけど。
ただそんな感じなのに、手動でISOひとつ変えるのに
2~3ステップ踏まないといけないのは非常に不満。
いじらせたいのかそうでないのか。

あるいはスタバのコーヒーかマカロンかなにかを撮って
iFinishで大胆なエフェクトをかけて元の画をぶっとばすなり
するんで、画質には案外そんなに大きな重要性がなかったり
するので結局どうでもよかったりするのだろう。

なお、キヤノンのキットレンズと異なり、レンズのタル型歪曲が
比較的大きく出るのでPicasaで手軽にいじるというよりは
面倒くさくてもOLYMPUS Viewerを使うほうがよさげ。
RAWにこだわるほどの画質でも無いので、いっそレンズ補正済みで
出力されるJPEG形式&出力フラット設定がずっと楽かも。
朝夕ISO高めに撮るとカラーノイズのドットがちらほら出るので
そういったシチュエーションならRAWがいいけども。
でもやっぱりそれもJPEG出力で事足りるのでどうもいまひとつ
RAWで残すメリットを感じられない。
いや、一応RAWにしとくけども、なんだかなあ。


・キヤノン EOS Kiss Digital N(2005年CMOS)
中古のレンズキットを7500円で購入。
ロックバンドKISSの格好をした子供らが「かわいく撮ってよ」と
歌ってねだるCMで世のママさんらにバカ売れしたモデル。
カメラはお父さん、からお母さんへ移行させた火付け役。
そのおかげでこいつも中古の玉数が半端ない。

手振れ補正レンズではないので朝夕は気合を入れて
使用しなくちゃいけないけど、慣れるとまあ大丈夫。

RAW⇒そのままJPG ISO800 1/40s F5.6

ISO200 1/8secでも撮れたけどハンデが大きすぎるので
焦点距離=シャッタースピード云々にのっとって
ISO800で撮れたもので比較。
さすがAPS-Cだけのことはあって、10年落ちかつ
ISO800でも比較的安定した画づくり。

このボディはデジタルレンズオプティマイザ非対応なので
レンズの歪みをデジタル補正処理することができない。
が、キットレンズEF-S 18-55 II USMは歪みが比較的自然で
無視してもいいレベル。
また、ボディのポテンシャルを鑑みると、手振れ補正つき
レンズを追加で買うくらいなら朝夕お気軽撮影用に中古のPENを
買ってきたほうがよほどハッピーになれそう。
てか実際ハッピー。


・(番外1) IS15SH(AQUOS PHONE)
2012年夏モデル。
撮った後自動でシャープ処理するのか、ノイズが目立つ。


・(番外2) URBANO PROGRESSO
同じく2012年夏モデル。
こっちはソフトだけど色の出方が自然で見た目がよい。



【まとめ】
「写真はスマホで十分」というのは決して間違いじゃない。
スマホで撮って、スマホで見るだけの人にとっては。
カメラを買う必要がないんだもんねえ。

そういう人らは一眼レンズキット並みの価格でお買い求めになった
スマホの価値に疑問を持ちつつもそれをごまかしたいがために
トランキライザーがわりにそんな言葉を吐いているだけなので、
ハイハイそうですカメラやレンズ買ってる私が金銭感覚ないんです
などと言ってあげるのが本当のやさしさってもん。

もっとも、Xperiaなんかはコンデジそのものだったりするので
2014年現在ではもう、諸手を挙げて賛成するほかない。

2014年11月12日水曜日

レリゴーと15の夜とマイルドヤンキー



見方が変われば世界が変わる。
自分はなんて不自由なんだろうかと思っていたが
いざルールやしがらみを破ればなんて自由なんだろうか。

盗んだバイクで走り出す
行き先も解らぬまま

というシチュエーションとまったく同じなのが

レリゴー
レリゴー

でして、劇中のエルサはまさしく同じ路線。
要するにレリゴーは

ヤンキーソング

であり、これが流行った時点で

日本総マイルドヤンキー

とかいうのはあながち単なるステレオタイプで
無いことを証明してしまってた。
ちなみに15の夜は当初

俺って自由だ♪
爆走最高♪
風になるのカッコイイぜフンフフン♪

という内容でつまらないものだったため、書き直させたと
須藤晃さんは言う。
でもって出来上がった歌は没後21世紀まで残ってる。
そのミソは

「自由になれた気がした 15の夜」

というキメの歌詞。
この一言がなければこの歌は死んでる。

「自由になれた」

のではなく

自由になれた「気がした」

ココ大事だけど、実はあんまりちゃんと気づいてもらってない。
自由だ!自由だぞ!とさんざ歌っていて、耳に残るのは
もちろん「盗んだバイクで走り出す」ところ。

その一番最後にさらっと一言だけ

「気がした」

という否定を差し込んでいるのだけど、注意をそらすマジックのよう、
この歌の哀愁のもととなるこの部分がことさらクローズアップ
されずにおかれているから切ないけどどこが切ないか
ちょっとよく見ないと気づけない。

同様にエルサだってありのままとか自由とかそんなもん
この人生にありもするものか不安だったことだろう。
だってそんな生活、トラブル抱えてお城に缶詰のお姫様にゃ
まったくなかったんだもんよ。

だから、その不安をかき消すように力強く歌う。
不安がこみ上げてくるほど力がこもる。

だもんですから、この歌は爽快自己肯定ソングどころか
そこにある情景は哀愁である。憂いである。情念である。
自己不安である。
coldがbotherしないとかいう強がりである。

ありのままと声高に叫ぶほど、寂しさが募るのである。
本来気持ちよくスクリーン見ながら合唱とかいう代物では
決してないはずだ。この情念はもはや演歌。
八代亜紀や坂本冬美は合唱するんじゃなく、背中丸めて
サンダル履いてひとりおでんをつつきながらコップ酒を
ちびちびするほうがよほど絵になるのである。

変化形で言えばglobeのDEPARTURESも、雪の中で女の側が
切々と情念を歌い上げるあたりジャンルはともかくその
スピリットは演歌だ。日本人はこいつにめっぽう弱い。
だから大ヒットした。小室哲哉の思惑通りである。
着物着てたらもう、「期待の新人・山田桂子」で十分いけてた。

いや大丈夫。
TKはJD-800をMasaoKogaモデルの大正琴に持ち替えて
一緒にステージに立てるので食いぱっぐれない。
問題は酒井さんの立ち位置が綾小路きみまろあたりに
食われそうであることだけだ。



話戻ってレリゴーも15の夜も、自由とか、ありのままとかいう
100%自己肯定を歌っただけの歌と思ってらっしゃる方も
少なくないと思うけども、別にその人たちはその人たちでまあ、
そのままでいんじゃないですかね。
暗い雪山の中で一人だけの冷たい氷の城をエルサは心の底から
楽しんで造ってるのでしょう。

どうぞありのままで、いやがれ



【余談】

ただひとつフォローを入れるなら、この元凶は訳詞のまずさが
もたらしたもんであるけど、最低限きちんと

「自由になれた気がした」

に相当する

「少しも寒くないわ」

という強がりは元の歌詞どおりなので、まったくなりが
変わってしまってるわけではないが。
とりあえず、

わたし輝く

とか

自分信じて

とか

自分大好き

みたいな軟弱J-POPな言葉は元の歌詞にないはずである。
完全な意訳にしてあさっての方向に誘導する気満々。

ディズニーが敢えてOKしたのなら、そういう商売なんだろう。
それでおまんま食ってる以上、いい悪いを言うつもりはないが。

もし仮に翻訳した人が本当に心からエルサはこのように
考えたんだと思ってこの歌詞にしたのだとしたら、それは
エルサの気持ちに寄り添ったものではなくただ単純に
その翻訳家自身のペラいおセンチな感情を当てはめただけの
ことになってしまうが。


【さらに余談】

その点で言えば、「魔法にかけられて」はディズニーの中でも異色。
もはやドリームワークスではないかと思えるほどの、過去のディズニー
自身への皮肉がたんまり。
それがいいか悪いかということは別にして、そういう作品らであったし
時代や人がそれを求めてたということのあらわれでもあるけど。

じゃあそこで「お決まりの規定路線」から方向転換したんですかねってーと、
このアナ雪レリゴーブームを煽ってるあたり、そうでも無いように見える。

でも。
この物語自体は

・自己よりも他者、立場上地域社会全体を優先させなくてはならない
⇒集団への帰属意識(アイデンティティ)

と同時に

・自分は自分である
⇒自己同一性(アイデンティティ)

が葛藤し、これを高次元に統合するという、ある種思春期のいきさつを
1時間なんぼの尺にまとめてみました的なもんであるけど、
このストーリーは若干足りてない。

有り余る雪の力、氷の力というのは自己愛の象徴であり、いわば欲求。
これをコントロールするのが他者愛であり、言い換えると抑制、統制。

しかしそもそも力が暴走したきっかけは、妹のために、妹を喜ばせる
ために行ったことであって、これは他者愛のはずだ。
その事故が発生する前までは問題なくコントロールできていたはずだ。

しかし不意に事故が起き、以降どういうわけか暴走する。
ここがまずきっかけとして弱い。

で、レリゴーレリゴーしたあと紆余曲折を経て
どういうわけか家族愛・姉妹愛によって力の統制を得る。
そのきっかけらしいきっかけというのはない。

だってもともとこの姉妹に思いやりや愛情が欠けていたとは思えない。
物語を素直に追いかけていくのであれば

他者への思いやりと同時に力の統制を失い、それにより妹を傷つける。
統制を失ったきっかけは不明。

どういうわけか思いやりが復活し、力の統制を得る。

という流れにしか見えない。
言いたいことはわかる。こんなつもりじゃないのもわかる。
しかし、弱い。
元の童話では明確なきっかけとそれを仕掛けた人物がいるのに
このお話ではそれがいないものですから、きっかけが存在しない。
ここに大きな不整合があり、解消し切れてない。

そもそもこのお話には男の子が姉になり、さらに姉=女王になり、
さらにさらに女王が当初設定から変更され邪悪でなくなっている。
もう二転三転。まとまりがない。そのしわ寄せが出てる。
オラフ出してる場合じゃない。
しかしそこは最後まで何のフォローもなく終了。

さらに、

「愛」って言うのは別に男女の愛とかじゃなくて
家族愛とかみんなへの愛情とかそういうもんもあるのよね

というメッセージを込めたかったのだろうけど、なんだろう。
なんか無理感がある。
というかこの謎脚本自体がもう収拾つかなくて無茶苦茶。

ただ、

「愛」って言うのは別に男女の愛とかじゃなくて
家族愛とかみんなへの愛情とかそういうもんもあるのよね

というメッセージは従来の路線からの脱却という点で言えば
引き継いでいると見てもいいかも。
まあそれを台無しにしてるのだが、レリゴーブームが。

2014年11月3日月曜日

撮影素子の大きさとプリント時の画質

■とりあえず
これだけ見ればなにを言いたいのかわかるはず。

・撮影素子の大きさ比較(3:2撮影時)

※注
APS-C以外は4:3なので、
3:2撮影時はたてがカットされるため本来よりすこし小さい

・プリントサイズ(紙の大きさ)比較


いやいやコンデジでも2Lくらいは、フォーサーズでもA3は
余裕でイケるっしょという方はこちら。


・もうこうなったらフルサイズまで見てみようじゃないの

センササイズ


プリントサイズ



■要するに
L判・2Lでしかプリントしないよという人にはセンササイズの大きな
一眼だとかミラーレスだとかいうのは要った話じゃないということは
まあわかってもらえるはず。

ちなみにAPS-Cに比べると1/2.3サイズはおよそ1/10の大きさ。
単純比較はできないけど、センササイズ面積ベースでコンデジが主流一眼レフと
画質で張り合う場合はそのカメラ発売当時のセンサと同等と仮定した上で
その画素数と比較して計算。

例)Nikon P100(2010年)の場合
当時発売されていたニコンのAPS-C普及帯一眼は2009年モデルのD3000。
これも同じく1000万画素なので、1/10(たてよこ1/3ちょいサイズ)の
100万画素程度まで縮小してどっこいどっこい見れた画質という計算になる。
なのでフルHDサイズには届かない。
ただし後述のL判プリントくらいではまあOKな画質ではある。

※実際には物理的な画素配列を工夫するとか画像処理でチューニングを
行うだろうからもうちょっとゲタ履かせてもいいだろうけど。

(余談)
同様の考え方でセンサーサイズが絶対的な画質を握るものという考え方で
コンデジの超望遠の立ち位置をみてみる。

上記の通り、1/2.3センサーの大きさはAPS-C比で約1/10であり、
ルートすると3倍ちょい。(逆算して話を戻しただけだけど)
なのでたとえばAPS-C用250mm望遠(35mmで400mm相当)のレンズでセンサー上に
映し出された像と同じだけの大きさをコンデジで撮るならば、35mm相当で
1200mmまで引っ張ってはじめて張り合えることになる。

大きさで張り合ったとしてもさすがにトリミングかましたんじゃ
画素数では敵わない。
どっこいコンデジの画素数なんてスペック競争のおかげでアホみたいな数字に
なってはいるけれども画質からして実際はせいぜい800万画素くらいで頭打ち。

むしろドットピッチ細分化で色乗りが悪くなるという坂道を転がりながら
処理エンジンで油絵みたいな画をつくりつづけるデフレスパイラルから
抜け出さないメーカー。
そのおかげで撮れる静止画は油絵で、動画はダイナミックレンジの低さから来る
どぎついコントラストのもの。

また、コンデジじゃ一眼のレンズと張り合えるだけのコストでつくれないし、
むしろ20なんぼ~1000mmオーバー域をコンパクトな設計でまんべんなく
カバーするなんてそもそも荷が重すぎる話で光学的にもディスアドバンテージ。

そういうわけでコンデジ1200mm用意したとして
・光学的にも
・工学的にも
ハンデが課されている以上、そこで画素数だけ勝ってたとしても
結局大きく優位に立つってことはできない。


■じゃあこのEOS KDNはA3ワイドいけますかね?
という問いが発生するけど、それはNO。
ここではじめて解像度が問題となる。

一般的に300dpiで出力されるので、これをもとにそれぞれ必要な
ピクセルベースでの画像サイズをここで確認してみる。
※比較しやすいようにおおよその値に丸めた

L判:たて1050ピクセル(だいたい150万画素)
2L:たて1500ピクセル(だいたい300万画素)
A4:たて2500ピクセル(だいたい900万画素)
A3W:たて3600ピクセル(だいたい1900万画素)

(A3を越えると200~150dpi程度での出力になるので、必要な画素数は
 以降うなぎのぼり、というほどにはならない。A3レベルでも
 200dpiに出力を下げるお店もあるくらい。)

とまあ、800万画素程度だとA4にギリ満たないも
なんとかそんくらいで出力する分にはいけるでしょうというライン。
しかしお世辞にもA3サイズレベルには満たない。

特にコンデジあたりで無駄に解像度ばかりが増えてしまった現在
10Mピクセルは当たり前にあるので特に気にする必要はないけれど
一応こっちも気に留めておいたほうがいいはず。

ちなみに現在主流のフルHDモニタのたてサイズは1080ピクセル。
これにドットバイドットで映し出すには1920x1080の200万画素強
ありゃそれで十分。
そろそろ普及帯に入るか入らないかの4Kモニタでやっと
800万画素映し出すことになるも、さっき述べたとおり1000万画素は
当たり前なのでピクセル数ベースでの画像サイズは
特に気にするところはやはりない。


■じゃあミラーレスってなんなの。一眼レフってなんなの。
画質で論じるから終わらない。
人それぞれ、プリントするなりモニタで眺めるなりWeb素材に
使うなりニーズが異なるもんだから仕方ない。
論点がまとまってないから終わらない。場合分けができてない。
なので画質ではなく表現という点で言えばとりあえず

ボケ

ってやつがあるとみんなうれしがるらしいのでそれが
実現できる点が魅力でしょうね。まずは。


■だもんですから
鳥や飛行機を撮るわけでもないならファインダ不要。
額縁に飾る写真を撮るわけでないなら大きなセンサ不要。
いろいろいじってみたいよというならはじめて、
ミラーレスあたりをまずはお買い求めになっていただくと
いいんじゃないでしょうかね。

2014年9月8日月曜日

月をきれいに撮影できるカメラ比較

月をフルHDサイズ(たて長さベースでL判相当の解像度)で撮影するのに
必要なスペックを持っているコンデジ一覧。
計算は35mm換算焦点距離の1/110※でもっておこない表にまとめた。

※月をアップで写したい!
http://www.asahi-net.or.jp/~ep3n-kizm/astro/photo/moon.htm

16メガピクセル・825mmでぴったりたて1080ピクセルにおさまったので
これを100%基準において各機種をスコアリング&比較。

【こまごま】
光学ズームとトリミングのみで、元画像をドットバイドットベースで拡大。
画質劣化を伴うデジタルズーム(超解像ズームを含む)は使用しない
前提での比較。
たて長さ60%(スコア60)を足切りラインにおいた。

順位タイに並んだものではF値の低いものをより上に表記。
ただしF値は算出基準そのものには入っていない。所詮コンデジだし。
フジの504mmモデルは4mmの差よりF値の差異が重要として500mmに丸めた。

個人的な意見を言えば、コンデジにおいて8Mピクセル以上は
数字だけのハッタリとしか考えてないので基本焦点距離でもって
絶対的な優劣があると思ってはいる。


■大横綱
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
588 ニコン COOLPIX P900

光学83倍ズームが手のひらに。
もはや月どころか木星や土星が撮れるレベル。
16 2000 6.5


■横綱
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
381 ニコン COOLPIX B700

P610をベースにセンサを高画素化。
動画も4Kサイズに。

てかB500とかB700って
シンセサイザーの名前か何かなの?
あ、でもそしたらキヤノンのカメラと
名前がかぶるな。。
20 1440 6.5
373 ソニー サイバーショット DSC-HX400V
(1:1モード時。他はHX300同等)
※たて長さベースで計算。実際の撮影領域は
両端が切り取られ正方形の15Mピクセル。

基本設計はHX300を踏襲しつつ
新設定の1:1モードで1425mmまで拡充。
20※ 1425 6.3


■大関
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
305 ニコン COOLPIX P600/P610

P610はP600に比べ手振れ補正を向上。
動画撮影もプログレッシブ対応と
順当に進化したモデル。
16 1440 6.5
274 キヤノン PowerShot SX60 HS

ワイド端が21mmとP600より広い。
25mmでかなり広いように思うので
実際そこまで必要?とは思う。
ようやく60fps(ついでに60p)対応。
16 1365 6.5
264 ソニー サイバーショット DSC-RX10M3

キヤノンに売られたこの喧嘩
買ってやろうじゃないのさと
1型センサーぶらさげて
やってきましたサイバーショット。
W端F4はアドバンテージ。
20 600 4
264 キヤノン PowerShot G3 X

1200mmは本当に必要なのか?
主流の1/2.3サイズは本当に十分なのか?
その問いに(半ばコスト度外視で)答えを出した
結果がこのスペック。
心意気を買ってセンササイズ分をスコア反映。
20 600 5.6
264 ソニー サイバーショット DSC-HX300

大きな可動レンズにより強力な手振れ
補正を実現。
フルHD動画60p撮影可。
問題のヘンな画づくりはこなれてきて、
CCDのほうが発色よかったノスタルジアな
人にいいかも、な程度まで落ち着いてきた。
20 1200 6.3


■関脇
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
238 パナソニック LUMIX DC-FZ85

フルHD60p撮影可。
4Kには期待してない。
18 1200 5.9
229 ペンタックス XG-1

上位機種ながら手振れ補正は
センサーシフト方式。
動画も30p&電子式手ぶれ補正で
とにかく人気が無いモデル。
コンデジ開発にはあまり関心ないのか
これはコダックOEMとの専らの噂。
ただし決してレンズは悪くなく画質は
上出来の部類。
16 1248 5.6
214 キヤノン PowerShot SX430 IS

ファインダーなしで45倍ズーム。
手ブレ補正技術進化のなせる技か。
高画素戦争はやめない様子。
20 1080 6.8
212 富士フイルム FinePix S1

アウトドア派向けの防塵・防滴が目玉。
EXRセンサ搭載もあって地味に人気。
フルHD動画60p撮影可。
16 1200 5.6
212 パナソニック LUMIX DMC-FZ70

ワイド端は20mmの超広角。
レンズシフト補正は6群レンズ全てが
可動という大胆さ。
ただしフルHD動画撮影は60i。
16 1200 5.9
212 オリンパス STYLUS SP-100EE

フルHD動画60p撮影可。
FPSの感覚で狙えるレティクル搭載。
非常に見やすいがそっち見てると
実際の画角がどんなもんか不安に。
オリ共通のソフトウェアでAF速度は
素早くOM-Dよりも肌に合う。
レンズはやや手抜き感。
16 1200 6.5
212 富士フイルム FinePix SL1000

FinePix S9400W / S9900W

S9400WとSL1000との違いはバッテリと
wifi有無を除いてあまりない。
W9400とW9900との違いは…ない。
16 1200 6.5
212 キヤノン PowerShot SX530 HS

キヤノンも50倍組に参戦。
ただしEVFの搭載はない。
動かないものだけ撮れってことかな。
16 1200 6.5


■小結
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
187 キヤノン PowerShot SX420 IS

SX410ISの順当な進化版。
焦点距離が気持ち伸びただけで
動画は相変わらず720p・25fps。
20 1008 6.6
169 キヤノン PowerShot SX410 IS

動画撮影機能はフルHDでも60pでもなく、
720p・25fpsと控えめ。
20 960 6.3
169 キヤノン PowerShot SX720 HS/SX730 HS

こちらはSX710の後継。
上位のSX410と差が小さい。
20 960 6.9
165 ニコン COOLPIX P520

P510をベースに60fps録画対応。
P600への布石となったモデル。
18 1000 5.9
159 キヤノン PowerShot SX50 HS

このモデルでフルHD動画対応。
しかし24fpsしか出せない。
キヤノンは動画に弱い?
12 1200 6.5
147 富士フイルム FinePix HS50EXR

EXRセンサ搭載。
1000mm前後では最も明るいレンズも
あって画質には一定の評価。
16 1000 5.6
147 ニコン COOLPIX P510

P500をベースに手振れ補正方式を
レンズシフト方式に変更。
EDレンズもP100と同じく3枚に。
動画手振れ補正も電子式から光学式に。
MCモデルながら違いは大。
中古の玉数がそこそこ豊富。
16 1000 5.9
135 富士フイルム FinePix S8200

フルHD60fps撮影可。
40倍ズームにレンズシフト式手振れ補正。
曲がりなりにも2013年モデルなので
それなりの画質はあるんだけども
全然売れなかったSL1000との同時投入も
あだとなりこっちはさらに売れなかった。
16 960 6.5
134 ソニー サイバーショット DSC-HX60V
(1:1モード時。他はHX50V同等)
※たて長さベース。実際は15M。

こちらもHX400Vに同じくHX50Vをベースに
1:1モード追加。
20※ 855 6.3
130 ニコン COOLPIX A900

9900まで行き着いたCOOLPIXは
2016でAシリーズとBシリーズに
ナンバリングをリセットの模様。
20 840 6.9
119 ニコン COOLPIX B500

きれいなどどめ色ボディ。
ファインダがない割に無駄にでかい
このシリーズ、なくならないけど
需要あるんかねえ?
16 900 6.5
119 富士フイルム FinePix S8600

S8200後継と思いきや、なぜかCCD。
おかげで動画は720pどまり。
ほか総じてスペックダウン&まさかの
EVF搭載なし。
とにかく見向きもされないモデル。
ズームの遅さは筆舌に尽くし難い。
動画目的のCMOSコンニャクアレルギー
なら買ってもいいと思うが…
16 900 6.9
108 ソニー サイバーショット DSC-HX200V

HX100Vをベースに動画撮影時の
ズームと手振れ補正を強化。
18 810 5.6
103 オリンパス STYLUS SP-820UZ

810UZをベースにCMOSへ変更。
電池持ちの改善はついに諦めて
乾電池式に。
このモデルを最後にCAMEDIAから続く
型番UZシリーズは沈黙。
後継は2年後のSP-100EEを待つことに。
14 896 5.7
103 キヤノン PowerShot SX710 HS

コンパクトながらMF可能。
要らないと思うんだけどなあ。
20 750 6.9


■前頭
スコア
(面積比)
メーカー モデル 有効
画素数
(Mpix)
焦点距離
(35mm)
テレ側
F値
96 ソニー サイバーショット DSC-HX100V

HXシリーズ3ケタ台のはじまり。
現行モデルに比べると画質は中途半端。
標準の少し眠いモードに加ええげつ
ないコントラストモードを搭載。
16 810 5.6
96 オリンパス STYLUS SP-810UZ

800UZとの違いはあまりない。
引続きバッテリの弱さが気になる。
14 864 5.7
95 ソニー サイバーショット DSC-QX30

サイバーショット DSC-HX50V

DSC-HX300Vと同時投入。
こっちはコンパクト高倍率を目指す路線。
競合のHS700と比較すると撮影メニュー
項目はテレビの画質設定並に豊富。
よく言えば多機能、悪く言えば家電。
20 720 6.3
95 パナソニック LUMIX DC-TZ90

なぜ画素数増やした。
以上。
20 720 6.4
91 オリンパス SP-800UZ

内蔵メモリが2GBある稀有なモデル。
高かった時代は目玉だったのだろう
14 840 5.6
91 キヤノン PowerShot SX30 IS

PowerShot最後のCCD。
と思いきや・・・?
14 840 5.8
86 ソニー サイバーショット
DSC-HX90V / DSC-WX500


フルHD・60pに対応した、ソニーらしく
動画スペックの高いモデル。
HX90VはEVFつき。
18 720 6.4
86 パナソニック LUMIX DMC-TZ60

コンパクトながら手振れ補正は
レンズシフト方式。
またこのサイズにしてEVF搭載。
そこそこヒットしTZ70につながる。

LUMIX DMC-TZ85

突如2016年春モデルにリバイバル。
とってつけたようなセレクト
フォーカス機能を搭載。
18 720 6.4
83 ニコン COOLPIX S9700 / S9900

Pシリーズの技術をフィードバックした
コンパクト上位モデル。
9900は液晶を裏返しておけるので目立たず
ノーファインダーなスナップにも向いてる。
ただレンズの繰り出しはちょっと大きい。
16 750 6.4
83 キヤノン PowerShot SX700 HS

こちらも小型以上ネオイチ未満の
高倍率・高級コンパクトコンセプト。
最新のDiG!C6を搭載。
ズームやAFの速さも気持ちよく、誰にも
おすすめできるコンパクト。
16 750 6.9


■十両
スコア メーカー モデル 有効
画素数
FL Fnum
78 コダック EasyShare Max Z990

世界で初めてデジカメの開発に成功し、その後
無能な経営陣がフィルム生産に舵を切り続けた
結果大失敗した会社の最期のデジカメ。
後世に残すべき墓標。
12 840 5.6
78 キヤノン PowerShot SX40 HS

SX30をベースにCMOS化。
DiG!Cは第5世代に。
フルHD動画は24pどまり、
12 840 5.8
76 富士フイルム FinePix HS20EXR / HS30EXR

どういうわけかどんなに絞っても
背景がボケないという仕様により
ソフトウェア的にボカす機能を搭載。
この哲学に共感するなら買い。
16 720 5.6
76 キヤノン PowerShot SX500 IS(2012年)

PowerShot SX400 IS(2014年)

突如2014年にCCDのゾンビが登場。
後発なのにモデルナンバーは低く設定。
スペックも2012年水準。
16 720 5.8
72 ニコン COOLPIX P500

P100からのある意味順当進化版。
ただしレンズまわりに手抜き感。
一言で言うとヘッポコ。
出来からするとP110くらい。
12 810 5.7
67 ニコン COOLPIX L820

Pシリーズの技術をベースにEVFなし&
単三電池という、フジのSシリーズと
キヤノンのPowershotを食ってやろうという
魂胆が見えるライン。
16 675 5.8
67 富士フイルム FinePix S4000 / S4500

FinePix SL300

無駄にモデルナンバーを量産するフジの樹海。
いずれもCCD末期モデル。
14 720 5.9