○ | 平良識子 | 社大 | 現職 | 4944 |
○ | 仲松寛 | 自民 | 現職 | 4298 |
○ | 金城眞德 | 自民 | 新人 | 4193 |
○ | 糸数昌洋 | 公明 | 現職 | 3832 |
○ | 宮平のり子 | 社民 | 現職 | 3677 |
○ | 前田千尋 | 共産 | 現職 | 3614 |
○ | 久高友弘 | 自民 | 現職 | 3516 |
○ | 翁長大輔 | 共産 | 新人 | 3468 |
○ | 渡久地政作 | 自民 | 現職 | 3454 |
○ | 安慶田光男 | 自民 | 現職 | 3361 |
○ | 金城徹 | 自民 | 現職 | 3355 |
○ | 比嘉瑞己 | 共産 | 現職 | 3198 |
○ | 下地敏男 | 社民 | 現職 | 3186 |
○ | 多和田栄子 | 社民 | 元職 | 3092 |
○ | 奥間亮 | 無所属 | 新人 | 3090 |
○ | 知念博 | 自民 | 元職 | 3048 |
○ | 上原快佐 | 社大 | 新人 | 3047 |
○ | 前泊美紀 | 無所属 | 現職 | 2899 |
○ | 坂井浩二 | そうぞう | 現職 | 2887 |
○ | 大城幼子 | 公明 | 新人 | 2832 |
○ | 翁長俊英 | 公明 | 現職 | 2820 |
○ | 花城正樹 | 民主 | 現職 | 2806 |
○ | 屋良栄作 | 自民 | 現職 | 2796 |
○ | 高良正幸 | 自民 | 現職 | 2792 |
○ | 古堅茂治 | 共産 | 現職 | 2639 |
○ | 喜舎場盛三 | 公明 | 現職 | 2599 |
○ | 亀島賢二郎 | 自民 | 現職 | 2588 |
○ | 大浜安史 | 公明 | 現職 | 2560 |
○ | 湧川朝渉 | 共産 | 現職 | 2487 |
○ | 桑江豊 | 公明 | 現職 | 2450 |
○ | 我如古一郎 | 共産 | 現職 | 2375 |
○ | 山川典二 | 自民 | 現職 | 2347 |
○ | 粟國彰 | 無所属 | 新人 | 2341 |
○ | 中村圭介 | 無所属 | 新人 | 2322 |
○ | 平良仁一 | 自民 | 現職 | 2315 |
○ | 瀬長清 | 自民 | 現職 | 2310 |
○ | 山城誠司 | 自民 | 現職 | 2172 |
○ | 野原嘉孝 | 公明 | 現職 | 2166 |
○ | 清水磨男 | 民主 | 現職 | 2165 |
○ | 宮里光雄 | 自民 | 現職 | 2113 |
上原あやの | 無所属 | 新人 | 2032 | |
与儀実司 | 自民 | 現職 | 1964 | |
宮國恵徳 | そうぞう | 現職 | 1905 | |
永山盛太郎 | 自民 | 新人 | 1905 | |
山川泰博 | 無所属 | 現職 | 1832 | |
具志幸一 | 無所属 | 新人 | 1747 | |
新屋清喜 | 無所属 | 現職 | 1740 | |
玉城彰 | 民主 | 現職 | 1672 | |
普久原明 | 無所属 | 新人 | 1516 | |
伊波秀輝 | 無所属 | 新人 | 1516 | |
田中美幸 | 無所属 | 新人 | 1504 | |
金城敏雄 | 無所属 | 新人 | 1418 | |
高里良樹 | 無所属 | 元職 | 1137 | |
喜屋武良二 | 無所属 | 新人 | 988 | |
屋良朝助 | 無所属 | 新人 | 705 | |
石田辰夫 | 無所属 | 新人 | 689 | |
上地国三 | 無所属 | 新人 | 339 |
・当選した新人:7人
自民1
公明1
共産1
社大1
無所属3
・落選した現職および世襲:6人
自民2(世襲の永山氏含む)
民主1
そうぞう1
無所属2
※数が合わないのは現職欠員1(久高現副市長)のため
・現在の勢力図
自民15
公明7
共産6
社民3
社大2
民主2
そうぞう1
無所属4
■自民・公明
公明党は現職の野原嘉孝氏が危うかったがなんとか全員当選。
自民とあわせて過半数の22議席。改選前と変わらず。
新人で3位当選の金城眞德氏は地元の名士かなにかだろうか、肩書きが多い。
久高さんとの入れ替わりもあって後ろ盾がしっかりした結果が出た。
本気なのかふざけているのかいささか判断しかねるイラストの選挙公報で
おなじみの与儀じっし氏は落選。
ていうか広報の写真、議員名簿と違いすぎ。この修正はもはや偽装。
なお任期中に少子化対策には女性の早婚こそ必要とする持論を展開したところ
全会一致の大顰蹙を買った過去もあるが、卵子老化その他体力うんぬんから
言えば至極当たり前なのに、ウーマンなんちゃらリブやらライトやらに
過敏にもなるからおかしなことになっちゃう。
「赤とんぼ」じゃ姐やは数え15で嫁にいって子供を産んでいたが
今じゃ倍の30過ぎてあわてて体力的にも精神的にも大変な不妊治療を開始して
赤ちゃん赤ちゃんしている。
昭和の持代に当たり前だったことが平成じゃ口にすることさえタブー。
そのうち赤とんぼも「前時代的で女性をバカにした価値観の押し付けだ」って
音楽の授業でも墨塗りとなって歌われなくなっていくのだろうけど。
この歌にそんな意図がないことを私には証明できない。
できないからきっと消される。そういう時代。
とりあえず、この本人にその気があるかどうかなんてすっとばして
「女性蔑視ととられかねない」という悪魔の証明を全会一致でつきつける
議会は小学校の教室かなにかとおなじいじめの構図そのもの。
その点で言えば、
少しばかり同情する余地はなくもない。
議長の永山盛廣(自民から無所属へ)さんのかわりに出てきた永山盛太郎氏も落選。
一応今回自民公認は取り付けてあったが有名無実。
むしろなぜそこまでして出ようと思った。
というか、議員以外の生き方・働き方・人生というものがなかったのか。
少し心配。
ところで山川のりじ氏の「3つのF」。
広報にゃ書かれていなかったがFiduciaだけイタリア語。
英語で言うとfidelityあたりか。
だがなんにせよ「チャレンジ精神」という意味はかけらも無い。おいおい。
まめにブログを更新してるあたり几帳面な人なんだろう。
■民主
民主は4議席から半分の2議席に。
ちなみに今回の選挙公報では現職の
・花城正樹氏
・清水磨男氏
・玉城彰氏(落選)
の3者すべて、民主党であることを記載していなかった。
残る民主現職の山川泰博氏は今回潔く無所属として出馬。そして落選。
少なくとも上記3人とは違うその潔さ・心意気は買う。
ちなみに前回(H21年)では花城氏は4000票近く集めてトップ当選。
清水氏も全体3位での当選。今回は下から2番目。
4年前の追い風と今回の逆風のすさまじいことといったら。
だからといって、党籍を隠した事実はやっぱり評価しない。
前回そのネームバリューで勝った以上、その看板を下ろさないのが仁義だろう。
まあ、ポストに入ってた清水氏のパンフレットにはMAOと書かれたロゴに
しれっとサギのシルエットが描かれているあたりそのメッセージを
汲んでくれということだろうか。さすがに卑屈すぎか。
しかしあの美青年ふーじーした絵の描かれた清水氏ののぼりのセンスは
突き抜けた自己愛というか自分大好きナルシスト具合がある種の
すがすがしささえある。
世の中を変える人間はいつだって大風呂敷を広げるナルシストと相場が
決まっているのですから、彼もきっと何か変えてくれる人種なんだろう。
成功すれば変革者、失敗すればウソツキ。
どこぞの科学者も政治家も、身に染み付いたその生き方は変えられまい。
■共産
ちょうど民主の失望票が流れたのか、1議席上乗せ。
翁長大輔氏は31歳新人にして共産2位(全体8位)で当選。
それだけ期待されているのだから、がんばっていただきたい。
■社民
前回現職ながら落選の多和田栄子氏がカムバック。
それなりに票は取っている以上人望はあるのでしょう。
むしろなぜ前回負けたのか不思議。
まあたぶん民主フィーバーで票が偏った煽りなんだろうけど。
■社大
30代前半でかつ女性にもかかわらず平良さとこ氏トップ当選。
平成という時代は昭和からはだいぶ進んだようにも思える。
その一方で今回の目玉は新人の上原カイザ氏。
出馬の動機・苦労人アピールやら後ろ盾の用意やら、すべてきちんとこなして
選挙に臨んでいるあたりなかなかやり手に見える。
今後の市議会だよりに期待。
■そうぞう
当選4回のベテラン宮国恵徳氏落選。
苗字からして宮古人ネットワークがある程度寄与していたはずだが
影響力も低下してしまったか。
ていうか選挙広報のレイアウトが考慮無さすぎというか、選挙対策が前時代的。
■無所属(当選組)
前回初当選の前泊みき氏。
今回から実施のジャスコやメインプレイスでの期日前投票を実現とのこと。
前回28位からランク10上乗せで当選。
順当に実績を残して、順当に評価された結果に見える。
今回初当選の26歳新人、奥間亮氏は一応無所属扱い。自民公認。
国場氏の選挙協力あってか軽々当選。
その影に「国場幸之助政策担当秘書」の具志幸一氏は何の後ろ盾無く落選。
あーらら。
あとは前回すんで及ばずの粟國彰氏・フレッシュ中村圭介氏が今回初当選。
どちらも何の後ろ盾もなさそうだが、それぞれ仲井真・首里地区の地元票が入ったか。
それだけ人望があるのだろうから今後の活躍に期待。
アグニさんは福祉に、中村さんはNPO連携による行政サービスの向上を目指して
がんばっていくのだろう。
■無所属(落選組)
・屋良朝助氏
今まで理念を突き通してきたヤラさんはついに「将来の」琉球独立に方針転換。
丸くなったのか現実路線に向かい始めたのか、はたまたアリスの手相占いの結果が
そうさせたのか。
政党名も「琉球独立党」から「かりゆしクラブ」に変更。
看板から独立の2文字を自ら捨てた時点でつまらないお人になってしまった。
甚だ残念。
とりあえずntt-i.netドメインに記載されている「Asasuke」というのは「朝助」
ってことでいいんだよね?
ということはあれだ、Tシャツ屋のネコ絵も屋良さん作で、大道の裏通りで風にたなびく
ネコ写真Tシャツも屋良さんのセンスなのかしら。
まさかのネコ好き説。
そういや昔あのあたりに事故に遭ったのを助けて手術したとかいうネコいたけど
屋良さんとこのネコなんだろか。
・上原あやの氏
すんでのところで惜しくも落選。
お母さんアピールと政策を教育一本に絞った点は女性に受け入れられやすい。
もう一歩地盤固めがしっかりしておれば当選してたはず。
・普久原明氏
年とったね。
・田中美幸氏
ビジョンがしっかりしているが、広報の文字の小ささは老眼の人たちへの配慮が
少々欠いていた。
また、無所属を前面に出す場合は単一問題解決型(日ごろ思ってる問題を自ら
正そうと行動しました!という姿)の立候補者にはいいかもしれないけど、
港湾開発まであれこれやりますというなら絶対的に横の連携・協力が必要な以上、
なにかしらの政党・グループに属しているほうが説得力がある。
その点で言えば子育てか福祉かなにかに絞ったほうがよかった。
・喜屋武良二氏
那覇防衛施設局(今は格上げなんだっけか)の出身。
理念がどうもぼやけてるというか、要するに石垣や与那国あたりに移住して
自衛隊賛成と主張したほうがよほどストレートに気持ちが伝わるとおもうのだけど。
少なくとも那覇市議会選挙に出る人ではなかったような。
那覇ンチュって良くも悪くも基地・自衛隊・9条に無関心な人多いし。
・石田辰夫氏
選挙があれば出るというファイティングポーズを失わない姿勢、主張を変えない頑固さ。
ヤラさんもぜひ見習ってほしいもの。
・上地国三氏
今回のMVP。
御年55歳にして20代前半のようなハートをお持ちの若々しいお方。
ネット掲示板で手だけ動かす軟弱な若者とは違って選挙に立候補する行動派。
石田氏・屋良氏のように選挙に出続ける姿勢を持ってはじめて本物。
まさか今回落ちたからといってもう引っ込んでしまうタマじゃないでしょうね?
今後ももちろん出るよね!
当選したみなさんは、ここに書いてあることを実現します。