2020年5月5日火曜日

有機ELディスプレイのスマホを買って後悔した

来年の32bitサポート終了を受け、64bitCPUを求めて中古のGalaxy S6を購入。
なぜ後悔したのか、その轍を踏まないための備忘。

・目が疲れる
最初に結論を言うとフリッカーがひどい。
切れかけの蛍光灯の部屋にいるようで目がものすごく疲れる。

もちろんデスクライトの直下などかなり明るい環境なら問題ないが
通常のシーリングライト程度の室内照明レベルになると途端に見づらい。
一方で屋外では焼き付きに注意とかもうね、利点どこよって話。

例えを変えるなら、バッテリーモードで動く、バックライトLEDが
微妙な頻度で点滅するHPのノートパソコンを眺めているのと同じように疲れる。
どうでもいいって人はともかくGalaxy信者やiPhone信者は目だけでなく
きっとどっか別のところも残念な出来なんだと思う。
叩かれてる人本当に気の毒。
顔真っ赤にしてバックライトが眩しいんだワァとか、そういう話じゃないのに。

価格.com - 『amoledは目に悪い!(フリッカー)』
サムスン Galaxy S7 edge SC-02H docomo のクチコミ掲示板
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000018832/SortID=20664147/

価格.com - 『有機ELがフリッカーフリーでは無い』
Apple iPhone XS Max 256GB SIMフリー のクチコミ掲示板
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000028499/SortID=22345394/



・脳が疲れる
点滅が落ちているということは、これは同時にリフレッシュレートも
落ちていることを意味する。
そのためページを縦にスクロールしたり、手持ちで左右に振れたりすると
とたんに分身の術だってばよが襲ってくる。

この補完をおこなうのがオツムであり、その紙芝居の隙間が大きいほど
脳内フレーム補間処理量が増える。
逆に120Hzぬるぬるだとその作業は減るためフリッカーフリーディスプレイや
ぬるぬる動画は好まれる。
この点、ゲーマーはきっと耐えられないんじゃないかとさえ思う。
こんな画面でFPSやろうとか思う人はどうかしてる。
特に低輝度の時は体感で30fpsくらい。

ちなみに新品の蛍光灯は100~120Hzなので輝度だけでなく
点滅頻度も高いため快適性は高い。

・有機ELの今後は
OnePlusのスマホがDC調光機能をサポートすることを発表 -
画面のちらつきが起こらない制御方式 | Wonder-X
https://wonder-x.jp/2019/04/android/oneplus/oneplus-smartphones-support-dc-dimming/

一応改善技術の見通しはあるみたいだけど。
確かにバックライトが眩しくない点は優れているし、明かりを落とした
部屋で文字を読んだりするのにはいいあんばいなのは確か。
むしろ好みである。
が、現状それをフリッカーがスポイルして有り余るのが問題であって。

とりあえずもう何世代かはGalaxyもiPhoneも買わない。
もちろん中古で。